tamagawayレポート 05
参議院選挙も終盤ですね。先日、尊敬する起業家の方と地下鉄で帰り道ご一緒しました。ふと目の前の車内広告を見て、あの小説の著者の原田マハさんって知っている?僕たち仲間が慕っている人なんだ、と宣伝されている小説の著者の方をご紹介いただきました。
特にそのどちらの話にもでてくる、「スピーチライター」という仕事に興味を持ちました。
大きな選挙では広告代理店が各政党のブランディングをするということを大人になってから知りましたが、たしかに、スピーチにもライターがいるということは頷けます。政治に携わる専門家は、そうではない市民に、わかりやすく、丁寧に話すことを必要とされます。そして、選ぶ言葉ひとつで印象が随分変わるものです。オバマさんのスピーチが大変優れていることは有名ですが、言葉は「力」になるのだと感じます。言葉で躍進する人もいれば、言葉で身を滅ぼす人もいる。誰でも持っている力だからこそ、大切に大切に扱わなくてはならないのが言葉なのだと思います。
かく言う私は、最近その言葉の使い方に苦戦しています。大勢の人の前で話す時、目上の人の前で話す時、仕事のパートナーと話す時、気心しれた友人と話す時、「もっとうまい言い回しがあったハズ・・・」「今回は、良い間の取り方ができたな」など、いつも反省と改善の繰り返しです。ついつい気を抜くと時系列で的を得ない話し方になってしまうこともしばしば。日々が練習と思い、「言葉」と付き合っていこうと思います。